エルメス-ロゴに込められたメッセージ-

世界的な高級ブランド「エルメス」が、
元々、馬具メーカーからスタートしたというのは
有名な話ですよね。

エルメスの創業は1837年、
まだ馬車が全盛だった時代です。

フランス・パリで富裕層を主な顧客とし、
最上級の品質で、ヨーロッパの一流馬具専門店として
成長していきました。

しかし、時代は馬車から自動車へと移っていき、
馬具の需要は激減していったのです。


そこでエルメスは高度な革製品の技術を活かし、
1892年にあのバーキンの原型となった
「オータクロア」を製造。



これがエルメスの最初のバッグであります。



ちなみに、
現在でもエルメスでは馬具を製造しており、
日本でも購入可能です。




余談ですが、
日本の任天堂が花札やトランプといった
カードゲーム産業の限界に突き当たり、

ゲーム機メーカーに様変わりしていった事と
通ずるものがありますね。

任天堂が今でも花札を製造してる部分も同じです。



◆ロゴに隠されたメッセージ


さて、エルメスといえば、
「四輪馬車と従者」のロゴマークは有名ですよね。



御者ではなく、
主人が自ら操縦するタイプの馬車・デュックと、
従者が描かれています。

では、なぜ主人は描かれていないのか?


そこにはエルメスのあるメッセージが
込められているのです。


「エルメスは最高の品物を用意するが、
それを使いこなすのは顧客自身なのだ」




いかがでしたか?


時代に即した最高品質のアイテムを提供し続けるエルメス。
しかし、あまりにも高価なゆえ、大事にしすぎ、
使わずにずっとしまっておくのもどうでしょうか?

エルメスを使いこなす・・・。
そんな大人になりたいですね。(*^_^*)




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